コラム

Published on 2017/6/27

Takayasu Sagawa

コラム

2017/6/27

Takayasu Sagawa

「Spotify」日本公開から8ヶ月

2016年11月10日Spotifyが日本でも一般公開され既に8ヶ月、日本でもかなり浸透してきた感があります。

Spotifyは広告付き無料プランがあり、スマホではシャッフルでしか曲が聞けなかったり、曲のスキップの回数制限があったり、ビットレートも制限されていたり、色々と機能制限があるのですが、垂れ流してラジオ感覚で聞くことができる無料プランが有るというのは相当な強みです。

ですが僕はそれまでに「Apple music」に月額980円を払っていたので、あえて課金する1としたら、どちらがいいんだろうということで、Spotifyの有料プランを試した上でそれぞれを比較してみました。

Apple musicの安心感とSpotifyのワクワク感

もう長年iTunesは使ってきたので、iTunesの楽曲ブラウズ画面に対しては、安心感があります。Apple musicが始まってからのUI自体は新しいものなのですが、それまで使ってきたiTunesのステップアップと言う感じで、そこまで戸惑うこともないです。

一方Spotifyはまず全体が真っ黒で「おっ」とちょっと身構える感じになりましが、同時に鮮やかなジャケットやプレイストのイメージがよく映える感じになっていて、ワクワクする感じがしました。

ちなみにSpotifyのプレイリストのイメージ画像は、自動生成で作られているような気がするのですが、「アーティスト写真+幾何学模様+文字+画像エフェクト」の組み合わせで、それぞれオリジナルに作られているように見えるような工夫がされています。

spotifyはソーシャルな側面が強い

spotifyは非常にソーシャル要素が強いです。

曲ごとの全世界累計再生数がわかったり、ユーザー同士でフォローし合うことで、その人が聞いている曲がわかったり、曲・アルバム・アーティストのembedコードをコピーしてBlogに貼り付けることができます。

社内でSlackにリンクを貼り付けると、Spotifyユーザーならその場ですぐに聞ける形で共有できて、これは楽しいなと思いました。

一方iTunesにもアーティストのフォローという機能があり、「Connect」というタブで、アーティストの投稿がFacebookのタイムラインのように見ることができるのですが、そもそも投稿しているアーティストが少ない上に仕組みが分かりづらくほとんど使用されていないのが実情です。

曲数

洋楽に関しては基本的にどちらもジャンル問わず十分に曲はあるように感じました。

ただSpotifyは、徐々に充実してきているものの、邦楽が若干弱い感じがします。Apple music自体も強いわけではないですが、Spotifyはもっと弱いです。例えば僕の好きな「UA」のアルバムは一枚もありません。

新しい音楽との出会い

これは圧倒的にSpotifyが強いと感じています。Spotifyをしばらく使っていると、自分のアイコンがカバーになったDiscover Weeklyというプレイリストが現れます。これが本当に優れているのです。自分の保存した曲、フォローしたアーティストなどの傾向から週に一度幾つかの曲がプレイリストに追加されるというだけのものなのですが、おすすめされるアーティストの比較的多くが、本当に全く聞いたこともないアーティストをおすすめしてくれるのです。しかもこれが自分的ヒット率がかなり高く、毎週追加される曲がとても楽しみです。

ちなみに以下が僕のDiscover Weeklyです。

iTunesの「For You」では、いまだにオルタナティブ好きなあなたへといって、ソニック・ユースをおすすめしてくるような感じなので、真新しい出会いとは程遠い感じがします。

ローカルファイルの取扱い

Apple Musicでのローカルファイルの取扱いは、もともとがiTunesであっただけにとてもスムーズで、CDからの読み込んでそれがそのまま他のApple Musicの曲と同じように扱うことができます。ローカルのどんな音声ファイルでも同じです。

対してSpotifyの方はあまりローカルファイルに関して重要視していないような印象です。一応ローカルの読み込むフォルダを指定して、読み込むことは出来るのですが、My Musicとは別で管理され、アーティストやアルバムからも検索できません。CDから取り込むということもできません。

Spotifyの決定的な難点

有料版のspotifyを使っていて、かなりいいなあと思いながら使っていたのですが、しばらく使っていて決定的な難点に出会ってしまいました。

spotifyではMy Musicに曲を保存するとサイドバーから自分の曲のカタログにアクセスできるのですが、この保存できる曲数が1万曲までという制限があることに気づきました。毎日のように新たに出会った好みの音楽をポンポンと追加していたので、すぐに制限に引っかかってしまいました。新たに曲を保存するためには、保存した曲を減らさなければならず、これに耐えることは出来ませんでした。

まとめ

というわけでSpotifyには多数のいいところがあるのですが、上記の決定的難点によって、メインのストリーミングサービスにはなりえませんでした。

結果落ち着いたスタイルは、メインではApple Musicを使い、Spotifyの無料プランでDiscover Weeklyを聞き、気に入ったアーティストはApple Musicで追加するというスタイルに落ち着いています。

今後また両サービスとも変化していくと思いますし、Google Play MusicやLine Musicなどその他のストリーミングサービスもありますので、どう利用するかは変わるかもしれません。

いずれにせよ日々の生活に音楽は欠かせない上に、この音楽を掘るという行為自体が、それが例えデジタルな形の無いものであっても僕を夢中にさせてくれます。だからこそよりよいスタイルを模索していきたいです。

  1. お金を支払うという意味で使っています。